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沖縄・八重山の三線教室ブログ

三線の独特の音色は誰の心も癒してくれます

弥勒世果報

1月15日の新春弾き初め会では、八重山古典民謡を数曲演奏する予定です。
今日は、そのうち「弥勒世果報(みるくゆがふ)」を紹介します。

弥勒世果報

1 今日ぬ吉かる日に
  (きゆぬゆかるふぃーに) 
  今日ぬ輝かる日に
  (きゆぬきゃかるふぃーに) 
  鳴響む黄金日に
  (とぅゆむくがにふぃーに) 
  勝る白銀日に
  (まさるなんつぁふぃーに) 

2 種種ぬ宝
  (くさぐさぬたから) 
  並める若松に
  (なめるわかまつぃに) 
  生命果報ゆ添いてぃ
  (ぬちがふーゆすいてぃ) 
  降らし召しょーい
  (ふらしめしょーい) 

3 弥勒世ぬ徴し
  (みるくゆーぬしるし) 
  群りる若竹に
  (むりるわかだきに) 
  嘉例吉ぬ緑
  (かりゆしぬみどぅり) 
  さし添いてぃ給り
  (さしすいてぃたぼーり) 

歌意

1 今日の吉日に
  今日の輝かしい日に
  鳴り響く輝ける日に
  晴れやかな日に
  
2 豊潤な稔りを
  すべての人々に
  生命果報を添えて
  与えてくださった
    
3 豊穣な世の予兆を
  生命力あふれる諸人に
みずみずしい自然の恵みを
添えて授けてくださった



「大本山崇び(うむとぅたかび)」は、
1 始めの部分(出羽)の「若太陽(ばがてぃだ)」(昇ったばかりの太陽の意)、
2 中間部(中羽)の「神崇び(かんたかび)」(大本山の神への崇敬と祝福の意)、
3 終わりの部分(退羽)の「弥勒世果報」(平和で豊穣な世の意)
の三部構成となってます。

大本山(於茂登岳のこと)は、石垣島の北岸沿いに東西に連なる於茂登山系の
中央に位置する山で、沖縄県の最高峰です。
古くから霊山として崇敬され、信仰の中心的な存在で、「うむとぅ」とは
島の大本を意味するとも言われているそうです。

「弥勒世果報」は、流れるような美しい旋律で、比較的覚えやすい曲ですので、
まだこの曲を習っていない生徒さんたちにも、きっと気に入ってもらえるのでは
ないかと思います。

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Comment

なるほど!

弥勒世果報は、3部作の締めの曲だったんですね!
「復羽」と書いてある意味が、やっとわかりました。

2017.01.11(Wed) 11:02       ぼんちゃんの母 さん   #-  URL       

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